総務財政局長 山田圭太


1.基本方針

 

 丹羽青年会議所は、この数年間の組織運営を振り返ると会員数の減少という状況に対応するため、その在り方を変化させてきました。その活動の中でメンバーの日々の努力により会員数は想像を超え大きく成長し、30周年を迎えることができました。そして、この節目を契機に、さらなる成長を目指して新たな一歩を踏み出そうとしています。

現在の運営方式は、減少した会員数に適応する形で行ってきましたが、今後もさらなる発展を遂げるものが求められます。それには、組織の目的を再確認し、会員一人ひとりがその役割を深く理解し、自分の存在意義を感じながら活動できる環境を整えることが大切です。

まずは、会議が事業の根幹であることを再認識し、会議運営の重要性を見直す必要があります。定款を正しく理解することでルールや必須事項を遵守し、なおかつ柔軟な姿勢でデジタルツールを取り入れ事前のアジェンダ共有や、リアルタイムでのフィードバック機能を用い、実効的な情報共有と効率的な会議の実現を目指します。

また、会員の金銭を預かり組織運営を行っておりますが、青年経済人として責任を持って取り扱う義務があります。これまで予算や決算において見過ごされていた点を改善し、各委員会や事業において適正かつ明確な予算計画を行い活動できるよう財政の視点からサポートをいたします。

広報事業においては、我々の組織の情報や活動をホームページにて発信し、地域住民の方々に興味と関心を得られる機会といたします。

円滑かつ効率的な会議は、会員の意欲に大きく関わります。また適正な予算計画に基づいた事業を行うことで信頼と評価を得ることができ、各自が自身の役割や意義を実感していくと考えております。

 

 我々、総務財政局は、各会員が組織において自身の役割や意義を理解し、相互に情報を共有しながら役割を果たしていけるよう努めます。そして、同じ方向に進む仲間としての組織づくりを目指していきます。

 

  

2.テーマ

 

 「あるべき姿に」

 

3.活動内容

 

【1月例会】

 2025年度の方向性を地方行政などに表明し、活動へのご理解とご協力をいただく事業

【6月例会】

 会員間の仲間意識を高める事業

【12月例会】

 卒業式事業、2025年を振り返って卒業生を送り出し、次年度へ引き継ぐ事業

 

 

  

4.局長所信

 

 私が入会してから、会員数は減少の一方でした。しかし、2024年度においては増加、それも表彰を受けるようなほどに増大しました。多くの会員が新入会員という現状の中、私自身も含め組織運営の重要性や楽しさを正しく認識できていないと考えております。新入会員が組織での役割や意義がわからないままでは、その会員の個性や能力を発揮することはできません。本年度は、組織運営の根幹を担う局長として、多くの会員がその個性を発揮し、互いに高めあうことのできるよう努めてまいります。それだけでなく会員同士が協調性を持ち楽しく運営を行うことで、強い組織力を構築してまいります。