1949年、明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任感と情熱をもった青年有志による東京青年商工会議所(商工会議所法制定にともない青年会議所と改名)設立から、日本の青年会議所(JC)運動は始まりました。
共に向上し合い、社会に貢献しようという理念のもとに各地に次々と青年会議所が誕生。1951年には全国的運営の総合調整機関として日本青年会議所(日本JC)が設けられました。
日本JC設立以来、現在まで56年、その間日本JCは急速な拡大をみました。現在では日本に714の各地青年会議所(Local
Organization Member:略してLOM)があり、 その個人会員数は約43,000名に達しました。三つの信条のもと、よりよい社会づくりをめざし、ボランティアやまちづくりから、行政改革、地方分権など の社会的課題に積極的に取り組んでいます。さらには、国際青年会議所(JCI)のメンバーとして各国の青年会議所と連携し、世界を舞台として、さまざまな
活動を展開しています。
1994年、スポンサーJCである江南JCで丹羽JC設立の為に何回かの会合がもたれ、1995年4月2日、47名のメンバーで設立総会が行われました。
同年6月24日、日本JC理事会において入会が承認され、全国765番目のJCとして、丹羽JCが正式に誕生しました。
青年会議所には、品格ある青年であれば、個人の意志によって入会できますが、20歳から40歳までという年齢制限を設けています。これは青年会議所が、青
年の真摯な情熱を結集し社会貢献することを目的に組織された青年のための団体だからです。会員は40歳を超えると現役を退かなくてはなりません。この年齢 制限は青年会議所最大の特性であり、常に組織を若々しく保ち、果敢な行動力の源泉となっています。
各青年会議所の理事長をはじめ、すべての任期は1年に限られます。会員は1年ごとにさまざまな役職を経験することで、豊富な実践経験を積むことができ、自己修練の成果を個々の活動にフィードバックさせていけます。
青年会議所におけるさまざまな実践トレーニングを経験した活動分野は幅広く、OBも含め各界で社会に貢献しています。たとえば国会議員をはじめ、知事、市長、地方議員などの人材を輩出、日本のリーダーとして活躍中です。
青年会議所は活動の基本を「修練」「奉仕」「友情」におき、会員は「明るい豊かな社会を築き上げる」ことを共通の理想としています。また、会員相互の啓発と交流をはかり、公共心を養いながら、地域との協働により社会の発展に貢献することを目的としています。
JC運動の主体は常に 「地域」です。
全国のメンバーが、自らが暮らすそれぞれの地域から、国を考え、世界を見つめています。